学生指導も忍耐、忍耐。

 今日は生物学実験。
 高校の生物学でも学んでいて、実験をしてきた学生もいるであろう項目、
 「体細胞分裂」の観察が今日の実験内容。
 でも、高校と違うのは「体細胞分裂が見られるであろうサンプル」を
 自分で準備してくること。
 毎年、学生がどんなサンプルを持ってくるかが、
 指導する私達にとっても楽しみの一つで。。。
 教科書的には「タマネギの根」だったり、「ネギの根」だったりするのだけれど。
 

 今年は昨年に続いていくつか面白いサンプルを持参してきて
 見事に立派な(?)体細胞分裂が観察できた学生がいました。
 さて、来年はどんなサンプルで素敵な体細胞分裂が見られるかな???


 それにしても、昨年と実験の方法(スケッチのチェックをするようになった)が
 変わったせいなのか、実習時間が長く掛かります。
 学生も一生懸命やっているなら、こちらも「感心!感心!」で居られるのだけど
 そうでないことが多くて、怒りたくなることも当然あります。
 でも。状況を見て、きちんと「指導」とか「注意」をしないといけないです。
 なかなか忍耐のいる仕事です。1に忍耐、2に忍耐、です(^^)
 

 それなのに・・・
 以前、「先生の仕事楽そうですね。僕もこの仕事に就けませんか?」
 と言われたことがあります。
 何を見て、「楽そう」と思ったのか分かりませんが・・・・
 私の仕事だけでなく、どんな仕事も「楽」なんてないと思うのです。
 違いますか?